プロ野球応援の魅力のひとつである個人応援歌。外野スタンドで立ちながら大声で歌って応援するというのは、日常のストレスを吹き飛ばしてくれる何事にも代えがたい瞬間だ。選手の個人応援歌は12球団で様々あり、主に私設応援団が作成している。プロ野球初心者の方はいきなり全選手分を覚えて球場に行くのは難しい。しかし、まず数曲や推しの選手の応援歌を覚えて球場に行ってみてはどうだろうか。今回はその中で個人的にオススメの大声で歌いたくなる読売ジャイアンツの個人応援歌を紹介する。
中田翔
2021年にいろいろあってファイターズからジャイアンツに移籍した中田翔選手。いろいろあったが、ジャイアンツでもファンに愛されて今では外野スタンドから大きな声援が送られている。中田選手の応援歌の気持ち良いポイントは「なかた〜」の後に合いの手のように叫ぶ「翔!」の部分。いきなり応援歌すべてを歌えなくても、ここを思い切り叫ぶだけで応援に参加している一体感や爽快感を味わうことができる。
坂本勇人
2008年から使用されている坂本勇人選手の応援歌。巨人の試合はもちろん、侍ジャパンの試合でも何度となく演奏されているので、一度は聞いたことがあるという人も多いのでは。歌いたいポイントは歌い出しの「オオオオオオオオオオオオ オー 燃えろ 坂本!」の部分。スタンドの大歓声の一部になっている一体感はかなり気持ち良い。
長野久義
2023年シーズンからジャイアンツに復帰した長野久義選手。応援歌は移籍前に使用されていたものと同じ。歌いたくなるポイントは「飛ばせ長野 放て長野 オオオオオオ オイ!ここまで」の部分。流れるようなメロディーで、ここを周りと合わせて歌えると非常に気持ちが良い。
これらの応援歌や他の選手の応援歌を覚えて、ぜひ東京ドームに応援に行ってみてはいかがだろうか。
(Written by 大井川鉄朗)