お土産の調達なら「地元のスーパーで買うのが安い!」という、不定期連載の人気シリーズ。

「番外編」として、海外のスーパーマーケットで調達したい、また実際に調達したお土産を紹介する。今回は、日本人旅行者に人気が高い国の1つ、ヨーロッパの「オーストリア」を取り上げる。

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オーストリアといえば、かつてオーストリア・ハンガリー帝国としてヨーロッパで一大勢力を築いたハプスブルク家が有名。その王宮の雰囲気そのままに楽しめるカフェが、首都ウィーンをはじめ、今も多くあります。

そのオーストリアで最も有名なコーヒーと言えば、高級グルメ食品スーパーで知られる「Julius Meinl」(ユリウス・マインル)です。一般的なスーパーにも商品があり、土産店などよりも安く手に入ります。運が良ければ、セールでさらに安いことも。

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また、「Manner」(マンナー)のウエハースも、オーストリアの定番お菓子。

本場では、定番以外にさまざまな味、また袋入りも売っています。もちろんスーパーが最も安いので、バラマキ土産としてもおすすめです。

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オーストリアでの有名人物なのが「モーツアルト」と「エリザベート」(シシィ)です。この2人の商品パッケージのお菓子などは、スーパーでも本当に多く見かけます。

商品パッケージ、値段、味、量などもさまざま。特設コーナーがあることも。

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モーツアルトの商品だと、一発で「オーストリア土産」と分かります。

隣国のドイツなどでも売られているものの、オーストリアが最も安く、しかもチョコレートなどはどれもレベルが高くておすすめ。

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カフェ文化が盛んなオーストリアでは、コーヒーとともに、紅茶も豊富。最も有名なのは、紅茶商で知られる「DEMMERS TEEHAUS」(デンメアティーハウス)です。東京・六本木にティーハウスがあることでもおなじみ。

オーストリアの歴史人物がデザインされたり、イメージしたりしたお茶のラインナップは壮観。お茶好きにはたまりません。

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オーストリアでの家庭の味を手軽に再現したいなら、おなじみ「クノール」のスープが簡単。白アスパラガスは日本ではなかなか馴染みないものの、オーストリアでは定番です。お湯を注ぐだけで、オーストリアでの味が楽しめます。

クノールのご当地シリーズは、ほかにもあります。価格も安く、できれば日本で見かけない味を試してみてください。

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最後に、意外と知らないかもしれないオーストリアの有名ブランドといえば「レッドブル」です。日本でも販売されているレッドブルは、実はオーストリアで1987年に創業し、今も本社があるオーストリアの企業です。

では本場のオーストリアで、レッドブルの価格が安いのかと言うと、特にそんなことはありません。ただ、タイミングが合えば、日本で見かけない味や商品パッケージに出会える可能性も。スーパーでは1缶おおよそ200円ほど。旅の疲れを癒すのにも、ぜひ。
 
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【オーストリアの主なローカルスーパー】
・Billa
・Spar
・Zielpunkt
・Merkur

(Written by AS)