9月28日のホーム最終戦にて、新庄剛志監督からサプライズで「エスコンフィールド北海道で秋季キャンプを行う」と発表があった。例年のキャンプ地といえば沖縄。北海道のファンの皆さんはもちろん、全国のファイターズファンの皆さんもなかなか沖縄まではいけないと思うが、本拠地でやってくれるとなれば話は別。多くのファンが見学に訪れ、11日間の秋季キャンプで10万1600人の動員を記録した。筆者も推しの選手が1軍キャンプだと発表された瞬間に航空券を予約し、キャンプの見学に行ってきた。
筆者が訪れた日の会場は8時45分。北広島駅からタクシーを使い、エスコンフィールド北海道に到着したのが8時30分頃。その時点で、この大行列である。
氷点下にも迫る勢いの気温の中、早い人では5時台から並んでいた人もいたという。みんなファイターズ大好きかよ…。秋季キャンプは一部の座席を除き、無料の自由席となっており、選手の写真を撮影したいファンの方や、少しでも前で見たいという方は朝早くから並んでいたのだ。
いよいよ開場。席確保のためダッシュ!とはならず。事前に係員の皆さんが危険なので走らないようにと注意喚起をしまくっていたおかげか、筆者の近くでは走った人は見当たらなかった。
筆者が陣取ったのは一塁側内野席、ベンチよりややライト寄りのポジション。ひとりで行ったため、空いている席を見つけるのは簡単で、予想していたよりもかなり前の席を確保できた(前から6〜7列目くらい?)。
9時頃から選手がぞろぞろと一塁ベンチから登場。画像手前が投手陣、奥が野手陣でウォーミングアップが開始。その後投手と野手で分かれての練習が開始。キャッチボールをする投手陣…めちゃくちゃ近い!!!
さらに推しである清水優心選手の背中もバッチリ見えた。
オフシーズンではあるが、飲食店も6〜7割のお店が営業をしていた。運動をしている人たちを見ながら、ピザとビールをいただく。これが最高過ぎる。これがオフシーズンだなんて信じられない。
練習はお昼前には終了。ここでグッズショップをのぞいてお買い物。しっかり球団に貢献していく。
キャンプを見学するというのは初めての経験だったが、和やかな雰囲気ながら厳しい練習をしている選手たちを見て、来年はさらに熱い応援をしようと心に決めた。
来年の秋季キャンプがどのように行われるのかは不明だが、もし今年のようにエスコンフィールド北海道で開催されるとなれば、またぜひ行きたいと思う。筆者は全ハズレだったが、サイン会も行われた。今年悩んでいた方は来年機会があればぜひ足を運んでもらいたいと思う。
(Written by 大井川鉄朗)