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3月1日からコンドームブランドであるZONEが販売する『ZONE BOOSTER』シリーズの新製品発表会があり、そこにケンドーコバヤシやチャンス大城、そしてセクシー女優の有村のぞみと流川夕が登壇。この激アツな現場は逃せないとZONE愛好ライターのモトタキが突撃した。

マーケティング企画部部長によるプレゼン

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 そもそもZONEは「コンドームが選ばれる基準である薄さ」に疑問を持ち、「真の気持ちよさ」を追求して独自開発したジェルによって女性だけでなく、なぜか男性も気持ちよさを与えるコンドームになった経緯がある。

 今回は4種類のローションやジェル、プレイゼリーを開発した。「人類がいまだ見ぬ快感を。」をキャッチコピーである4つの商品が井上貴光部長からプレゼンされた。

 パートナーとの肌の密着度を高める『ボディ用ローション』(税込1100円)、エステオイルのような使い心地を再現した新感覚の『オイル風ローション』(税込1100円)、自らの手でリアルな行為を再現するマスターベーション用ジェルである『セルフプレジャージェル』(税込1100円)、口でするのが苦でなくなる誰でも超絶絶技を発揮できる『オーラルプレイゼリー』(税込1100円)。

 井上部長は「髪の毛に触れたらバシバシになってしまう従来のローションを、髪に触れてもさっと洗い流せるように」「使用した時にいつまでもベタベタと残るのを拭き取れば後が残らないように」と、より手軽な使用感へのこだわりを目指して開発したことを語った。

 正しいマスターベーションを促すことで、床オナや強すぎる握力による自慰で膣内射精障害になってしまう男性を減らす目的がある。つまり少子化問題解決の為の商品なのだ。規模がでかい。

ケンドーコバヤシによる「オトナなトークセッション」

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 「オトナなトークセッション」はケンドーコバヤシ、有村のぞみ、流川夕が登壇。メディア席にチャンス大城が座り、なぜか「好きなプロレス団体」を質問して、セクシー女優陣を困らせる茶番から始まった。

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 ケンドーコバヤシはしっかり「好きな団体はWING」としっかり答えていた。司会から「チャンスさん、時間がないので」と急かす指示が飛んでおり、笑いを誘う。

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 チャンス大城はお笑い番組『ケンコバのバコバコナイト』に初冠コーナー『チャンス大城のチャンスベZONEクリニック』を担当できたことを興奮気味に語り、「芸歴三十何年、レギュラーを持ったこともなく、冠に名前が付いたこともない、こんなカルト芸人がね。子供の時から見てた大人のララバイがやってた枠にね」と、ずっと憧れていた時間帯にコーナーを持てたことを喜んだ。

 更にZONE愛好家であることも語り、ネズミに二度見されるLサイズだと語ると、ケンドーコバヤシから「でも使うタイミングがあるんですね」と不思議がられる展開へ。

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 ケンドーコバヤシもチャンス大城に対して「いろいろあってキャリアをやり直すとかあるんですけど、本当に大好きな先輩なんです。『おいチャンス』って呼び捨てにしている陣内なんかは人格がしれませんけど」と持ち上げる。

 チャンス大城が「いえいえ、このクソ野郎と言っていただいて」と謙遜すれば、すかさずケンドーコバヤシが「クソ野郎とは思っています」と断言して笑いを誘った。

パコギャルVSチャンス大城「ギャグにらめっこバトル」

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 チャンス大城がギャグをして笑わせたら質問できるコーナー「ギャグにらめっこバトル」が始まった。ケンドーコバヤシは「そんなことしなくても質問してもらって」とコーナー潰しをしたものの、チャンス大城がなんとかコーナー開始に持っていく。

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 有村のぞみと流川夕はリコーダーを咥えてスタンバイ。果たして、チャンス大城は笑わせることはできるのか。

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 チャンス大城は有村のぞみや流川夕を狙い撃ちするテンション高めのギャグで挑む。ケンドーコバヤシもやれんのかの顔で見守っていた。

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 自身を名指しでしてくるギャグによってセクシー女優の二人共おもわずリコーダーを吹き鳴らして笑った。チャンス大城の勝利だ。

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 チャンス大城からの質問は「コンドームの付け方について」だった。男性ではなく、女性からつけるシチュエーションに思わずケンドーコバヤシも「つける方なん」と聞く場面もあった。

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 この質問に対して、流川夕は「私は爪が長いので、ちょっとつけるのはこわくてやったことがないです」とニッコリ笑ってみせた。あの爪はどんな柔軟なゴムでも穴が空いてしまって危険になってしまいそうだ。

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 有村のぞみはつけたことがあるとの解答だった。「口につけて、こうすっぽりとつけちゃいます」の言葉に、チャンス大城も大興奮。男の夢のシチュエーションだから、期待に夢も股間も膨らみっぱなしのトークが続く。

登壇者による使用感レビュー

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 ケンドーコバヤシはボディーローションを手にとってから、「すぐ風呂に行って落としたいヤツあるでしょ。でもこれやったらベトつかないからそのまま眠れてしまえそうですね」と感想を述べる。

 しかし自身のローションが肌に吸収されていったのに対してチャンス大城が手に取ったローションがまったく吸収されてないことに気づいて「……ガサガサ過ぎて何も吸収してないじゃないですか」と思わずツッコんだ。

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 ケンドーコバヤシは「地獄先生ぬ〜べ〜みたいになってる」「キャンプやったら火をつけたらすぐ燃えそうな生木さゼロですね」とチャンス大城の乾燥肌を笑いに変えていった。チャンス大城も「皮膚交換したいですね」と笑いながら自虐ギャグに走っていた。

 使用感を聞かれたチャンス大城は「お花畑にいったような。一人やのに気持ちいいです」とうっとりと語ると、ここにケンドーコバヤシが共感しながら「わかるわかる。バラエティーで使うローションとはべつもん」と頷いていた。

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 ローションの感想を聞かれた流川夕が「ボディーローションのベタツキ感がなくて水を使えばすぐ落ちますし、保湿みたいなのもあって女の子的に嬉しい」と真面目に答えているとケンドーコバヤシが「ギャル的にいえば」とギャル成分を求めていく。

 これに流川夕がすかさず「マジYeah↑age↑って感じ!」とギアを上げていくと、再びケンドーコバヤシが「めちゃめちゃビジネスギャルやん」と笑う。流川夕は「ちがいます〜! 言わすからぁ〜!」と反発。場に笑いが生まれていた。

アフタートーク

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 発表会の感想を求められたケンドーコバヤシは「いろんなもの紹介できましたし良かったんですが、オイルが手に染み込まなかったのがですね。なんでなんやろとチャンスさんの手みたら浅草のおかきみたいにゴリゴリだったのがね」と振り返り、チャンス大城は「甲殻類の外骨格と同じ肌かも」と自虐で笑いを誘った。

 チャンス大城は「相手は居ないんですけど、ボディーローションを一人でつるっつるしようかと思ってます。仕事行く時に使って風呂にも入らずそのまま……」と言うと、すかさずケンドーコバヤシが「仕事行く時は風呂入ってからにしましょ。社会人として」とツッコんだ。

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 記者から「ローションに絡めてスベって面白かったことや恥ずかしかったことはありますか」との質問が飛んだ。

 ケンドーコバヤシが「スベって面白いって矛盾してる」と笑いながら、自身は滑り知らずであると冗談めかしながら、かつてサバンナ八木に「今からケンドーコバヤシさんが泣いた話をするんですけど」からはじまり「泣いたんですよ」とオチまで言ったという間接的にスベった話を披露。

 チャンス大城は井の頭公園に朝散歩をしていたら野鳥の会の人々がいるのを見つけ、クロツグミの鳴き真似をしてみた話を披露した。野鳥の会のおじいさんが「この時期にクロツグミがなんでいるんだ」と不思議がっていたので、近くにいって鳴き真似をすると、双眼鏡をゆっくりとおろしたおじいさんから「殺すぞ!」と叫ばれた話を披露。

 ケンドーコバヤシが「それは嫌な話、やな」といえば、チャンス大城が取り繕って「本当は笑顔だったんです」というも、すかさず「絶対嘘や」と看破。テンポよいやりとりが笑いを誘った。

 チャンス大城は「違った、こっちのネタやったか。よく間違えるんですよね」と言いながら、もうひとつネタを話し始める。老人ホームで営業に行った時に、平安時代の衣装で笛を吹く真似をしていたら、一番前に座っているおばあさんが「笛持ってない!!」とガチ指摘してきた話を披露した。

 ケンドーコバヤシとチャンス大城による笑いの絶えないオトナなトークはこうして見事なスベり笑いと共に終わった。