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プロ野球大好きな大井川鉄朗が様々な観点から独断と偏見で勝手にベストナインを選んでみるというこの企画。今回は「2024年年俸爆上がりしそうベストナイン」。2024年シーズンに活躍し、オフに年俸が爆上がりしそうな若手を選んでみたいと思う。
※年俸は推定

投手:東晃平(オリックス・バファローズ)・年俸2600万円

投手はオリックスの不敗男・東投手。育成選手から22年に1軍デビューし、プロ初勝利を挙げると23年には開幕1軍を掴み取った。当初は中継ぎ要員で、先発起用されたのは7月下旬。そこから6連勝と、プロ通算14試合登板でいまだ黒星0!オープン戦でも安定感を見せており、山本由伸投手の穴を埋める存在として期待されている。


捕手:進藤勇也(北海道日本ハムファイターズ)・年俸1100万円

捕手はファイターズのルーキー・進藤選手。上武大からドラフト2位で入団。世代ナンバー1捕手として大学日本代表にも選出されるなど、ドラフト1位クラスの逸材。1年目キャンプから正捕手争いに加わっており、現在オープン戦では打撃面で苦戦しているものの、シーズンを通しての活躍が期待される。


一塁手:野村佑希(北海道日本ハムファイターズ)・年俸4800万円

一塁もファイターズから、三塁手での起用も考えられる野村選手を選出。23年は背番号を5に変更し、開幕4番に抜擢。打撃不調もあったが、自身初の100試合出場、キャリアハイの13本塁打43打点と飛躍の1年になった。オフには追加召集ながらアジアチャンピオンシップの侍ジャパンメンバーにも選ばれた。さらなる活躍が期待され、タイトル獲得などがあれば一気に大台も見えてくる!


二塁手:田中幹也(中日ドラゴンズ)・年俸655万円

二塁手はドラゴンズの田中選手。23年オープン戦で一塁帰塁の際に右肩を脱臼。オープン戦の活躍で期待が高まっていたが、1軍出場できず悔しいルーキーイヤーとなった。しかし高い守備力とスピード、パンチのある打撃力は非常に魅力的であり、1年万全ならばドラゴンズの二遊間争いに確実に食い込める。ポジションを掴み取り、年俸爆上がりも期待できる。


三塁手:佐藤龍世(埼玉西武ライオンズ)・年俸2200万円

三塁手は22年オフにファイターズからライオンズにトレードで復帰した佐藤選手。22年の打撃不調から一転、23年シーズンはキャリアハイとなる成績をマーク。24年からはかつて森友哉選手が背負った10番に背番号を変更。球団からの期待度も高く、年俸爆上がりも期待できる。


遊撃手:門脇誠(読売ジャイアンツ)・年俸3100万円

ルーキーイヤーとなった23年終盤には巨人のショートのポジションを掴み取った門脇選手。1年目のオフも2000万円以上アップの暖冬となったが、1年間通してレギュラーとして出場し、ゴールデングラブ賞やベストナインなどを獲得すればさらなる大幅アップも期待できる!


外野手:前川右京(阪神タイガース)・年俸850万円

外野手1人目は阪神の前川選手。3月10日までのオープン戦では2試合連続のマルチ安打、12打数5安打、打率.417と絶好調。開幕スタメンも噂されている。23年シーズンも3番で出場するなど奮闘。故障や体調不良で離脱してしまったが、今季1年を通して1軍で活躍できる可能性は十分あり、そうなれば年俸爆上がりも期待できる。


外野手:田村俊介(広島東洋カープ)・年俸700万円

2人目は広島・田村選手。23年シーズンは9月にプロ初安打をマークするなど、22打数8安打を記録。その後は左手小指の骨折により離脱するも、存在感を示したシーズンとなった。今季はレギュラーの座を狙い猛アピール中。3月に開催された欧州代表との試合で侍ジャパンのメンバーにも選出。年俸爆上がりが期待される期待の外野手だ。


外野手:秋広優人(読売ジャイアンツ)・年俸3250万円

外野手部門最後は巨人・秋広選手。2メートルの長身を誇る巨人の次世代スター候補。23年は121試合に出場して打率.273、10本塁打をマークし、一気にブレイク。しかし終盤に失速してしまうなど課題もあった。今季はより一層の進化を遂げ、チームの躍進に貢献するれば……年俸爆上がりの可能性もある!


(Written by 大井川鉄朗)