自宅、オフィス、移動中…オンライン会議の雑音の悩みを解消する高性能イヤホンを体験

NTTソノリティ株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：坂井博、以下「NTTソノリティ」）が展開するNTTグループ初のコンシューマー音響ブランドnwm（ヌーム）が、周囲の音をカットして自分の「声」だけを届けるノイズリダクションマイク付き高性能イヤホン『nwm Voice Buds（ヌーム・ボイスバッズ）』のクラウドファンディングを2024年3月1日（金）より開始。それに伴い2月29日に新製品の体験取材会が開かれました。

nwm初となるNTTの特許技術「Magic Focus Voice」を搭載した新製品の特徴とは…？自宅やオフィス、移動時などのオンライン会議中に悩まされる周囲の雑音をどれだけカットできるのか、実際に体験してきたので詳しくレポートしていきます。

◆特許技術搭載の新製品『nwm Voice Buds』が快適なコミュニケーションを実現！

コロナ禍によりリモートワークなどの多様な働き方が広がりましたが、アフターコロナの現在は、出社とリモートを併用する“ハイブリッドワーク”で時間を有効活用しながら働く人も多いのではないでしょうか。

働き方の変化に伴い、オンライン会議や移動中のコミュニケーションの機会も増えました。そんな中、オンライン会議や通話中の悩みの種となるのが周囲の雑音。「自宅でリモートワークをしている際に子どもの声が入ってしまう…」「駅での乗り換え時にアポイントを取っておきたいけれどアナウンスや電車の音が気になる」といったこともありますよね。

今回クラウドファンディングを開始した新製品『nwm Voice Buds』は悩まされがちな周囲の雑音や会話、生活音などの相手に“聞かれたくない音”をカットし、「プライバシーを守りたい」「相手に不快な思いをさせたくない」「クリアな音声だけを届けたい」といったビジネスパーソンのニーズに応え、快適なコミュニケーションをサポートしてくれます。

雑音をカットする性能のカギを握るのが、nwmとしては史上初搭載となるNTTの特許技術「Magic Focus Voice」。音が2つのマイクに到達する時間差を利用して音響空間を認識する技術です。話し手を特定する「ビームフォーミング」、音声を抽出して騒音を除去する「スペクトルフィルター」の2つをハイブリッドで処理することで“必要な声”だけを取り出してクリアに相手に届けます。

◆使うシーンに合わせて収音モードを選択可能！ボタン一つで簡単切り替え

体験会に登壇したNTTソノリティ株式会社nwm Voice Budsプロダクトマネージャーの長谷川潤さんによると、新製品の最大の特徴は、「使うシーンに合わせて収音モードを選べること」だそうです。

120度の範囲で収音する「指向性モード」は声のみを選別。「Magic Focus Voice」によるノイズ抑制が強く、騒音下でもよりクリアな音質で会話できるため、着座での使用に向いているそうです。

「全指向性モード」は360度の範囲で収音し、指向性モードよりもノイズ抑制が控えめ。身体の向きの変化にも対応するためマイクの位置が動きやすい歩行中などにおすすめとのことでした。

◆実際に各モードの“聞こえ”の違いを体験

体験会では、交通量が多い道路沿いにいる想定でBGMを流しながら、「指向性モード」と「全指向性モード」の“聞こえ”の違いを体験しました。

まずは通常のイヤホンの聞こえを確認。後ろの騒音がかなり聞こえてきます。次に『nwm Voice Buds』の「指向性モード」（青色のランプ）に切り替えると、後ろの騒音は気にならず、声だけがかなりクリアに聞こえました。こちらは120度の収音のため、動きが少ない座ってのリモートワーク時に活躍します。移動中などの日常シーンを想定して、マイクを少し動かしてみると声が聞きづらくなります。これは120度の範囲から外れてしまうことが原因。