リピーターが多い国内旅行先の1つ、沖縄。暖かい気候や美しい海など、東京から飛行機で片道3時間あまり、身も心も癒される南国の楽園は、いつでも人気が高い。
沖縄旅行の楽しみ方は人それぞれ。しかし、リピーターは何度も沖縄へ行き、どう楽しんでいるのか。毎年数回、沖縄本島を訪れる筆者が「現地でこれだけはやる」というルーティンなどを紹介する。
ホテルは「ゆいレール」沿線、できれば空港に近い駅がおすすめ
まず、ホテルは那覇市内だと、沖縄唯一の列車「ゆいレール」が便利。ゆいレールの駅近くに泊まることが多い。できれば駅から5分以内が理想。ゆいレールの運賃は安くないため、那覇空港に近い「美栄橋」「旭橋」「県庁前」などがおすすめ。
ホテル価格はグーグルマップなどで比較し、駅からの距離やレビュー、開業(またはリニューアル)からの年数などを参考にすることが多い。
お土産は地元のスーパーで調達、空港では手土産またはコンビニのみ
地元のスーパーマーケット「かねひで」「サンエー」「ユニオン」などでお土産を調達する。イオンはローカル色がやや少なめ。同じ商品でも、空港だととても高い。
那覇空港で調達するのは、職場や目上の人たちへの箱に入った土産、またはコンビニエンスストア。ファミリーマートとローソンが、那覇空港内にあり、お土産などもこちらのほうがまだ安い。
レンタカーは最も安い「日帰り利用」もアリ
沖縄本島では、車があれば便利。繁忙期を外せば、連泊利用でも安いが、大手レンタカー会社だといろいろ安心な分、それなりの金額がする。
レンタカーは、朝借りて夜に返却すれば日帰り料金で、免責保障なども1日分で済み、割安感がある。那覇市内にも大手レンタカー会社がいくつもあり、ホテルをそのレンタカー会社の徒歩圏内で予約すれば便利だ。
レンタカーのガソリン満タン返却は空港近いスタンド要注意
レンタカーを返却前に「ガソリン満タンで」というパターンが多い。便利なのは、レンタカー会社の近くにあるガソリンスタンド。しかし、レンタカー会社が集まる那覇空港周は、他の沖縄本島エリアより1リットル当たり20円以上高いことも。しかも、沖縄ではセルフ給油が少なく、しかも離島で、本州から行くと割高感が半端ない。
少しでも安くしたいなら、沖縄本島中部より北で給油し、返却直前に追加で給油する。レンタカー会社が近所のガソリンスタンドの割引券をくれることもあるが、そもそものガソリン価格が高いので役に立たないのを覚えておこう。
国内3大コンビニに沖縄オリジナル商品が多い
沖縄にもある「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」では、本州では見かけない商品が売られている。特に、弁当やおにぎり、パンなどのコーナー。総菜にもファミチキなどに並んで「天ぷら」がある。
お茶にもペットボトルで「さんぴん茶」が堂々ラインナップ。出張などで沖縄観光をする時間がなくても、コンビニであれば那覇市内のホテル滞在で徒歩圏内にあるはず。ぜひ注意深く観察してみてほしい。
店舗やスポットなど探しは観光ガイドブックよりグーグルマップ
観光ガイドブックに載っているお店は、あくまで観光客向け。リピーターになると、例えば飲食店で、観光客向けではおいしくとも高いと感じたり、そもそも味に慣れておいしくないと思ったりすることが増える。
おすすめは、グーグルマップ。気になるエリアで「沖縄そば」と検索すると店舗がいくつか表示され、5段階評価でレビューも読める。これがすべてではないが、おおよそ参考にはなる。「朝食」「ランチ」「ステーキ」などと検索しても、なかなか使える。
観光地から離れるほどローカルな沖縄が見える
ローカルな沖縄が体験したいなら、実は観光地から離れるほうがいい。ちょっと裏路地に入ったり、観光客が降りないであろう駅で降りたりするのも手。
車があれば、沖縄本島でリゾートホテルが集中する西海岸より、東海岸。さらに南部や北部などのほうがローカル色は強い。日本なので言語の心配もいらないし、場所に困ったら訪ねればいい。
(Written by AS)