株式会社ブシロードから4月20日に発売となった「プロ野球カードゲームDREAM ORDER」(略してドリオ)。監督となって選手を起用し、自分だけの「ドリームオーダー」で対戦したり、好きな選手のカードをコレクションしたりして楽しむことができるプロ野球ファン必見のカードゲームだ。

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とうとう待ちに待った発売日!予約したボックスとスタートデッキを購入するために池袋・ミントゲームズ池袋店さんへ。こちらの店舗はP’PARCO の2階にあり、従来のカードショップにあるような「暗い・汚い」というイメージとは真逆の明るくて清潔感のある店舗だ。店員さんも非常に丁寧で優しく、全64席のプレイスペースでは日々様々なタイトルの大会や店舗イベントが行われている。





発売日である4月20日には、開封大会というイベントも実施。店舗でパックを購入した人が無料で参加できるイベントで、お題のカードを引き当てるとOB選手のサイン入りグッズなどが当たるというもの。
当然参加し、プレイスペースで開封。グッズも欲しいが、とにかくファイターズのレアカードが欲しい!!!

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しかし……結果はかなりの西武箱……。肩を落としていたが、開封大会の後は、トレードタイムがスタート(普段は店内トレード行為は禁止となっている)。引き当てた他球団のカードたちを放出し、どんどんファイターズの選手が集まった!

早速ドリームチームを作って大会に参加!!!

翌21日はミントゲームズ池袋店さんで実際にカードを使って対戦を行う公認大会が開かれた。筆者も早速デッキを組んで大会に参加。始まったばかりのカードゲームだし、勝てるチャンスはあるかも……と思い参戦。欲しい枚数が揃わなかったカードもあるが、そこはなんとかカバーして戦うことに!

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祈念すべき初大会に挑んだデッキがこちら!!!

投手陣は先発がコスト2の加藤貴之投手。そこからコスト1宮西投手、コスト0福田投手の左腕リリーバー2枚と、コスト2田中正義投手の4枚。コスト3伊藤大海投手の採用も考えたが、伊藤・田中両投手でコスト5を使い切ってしまい、中継ぎが福田投手だけになってしまうため、今回はコスト2加藤貴之投手を採用した。

打順は1番万波選手が出塁し、2番松本選手、3番奈良間選手、4番清宮選手で得点を狙うというコンセプト。下位打線にはコスト0、AP5のマルティネス選手、郡司選手を採用。また、AP4だがサイコロの出目+1の効果を持つ優良カードの加藤豪将選手も採用した。

初大会の結果は……
2勝3敗、23位!(30人中)

初戦は西武デッキと対決。本来は3回で終了のゲームだが、お互い無得点のため6回の表裏まで行う激貧打戦となって時間切れ引き分け。じゃんけんで勝敗を決めることになり、負けてしまった……。

2戦目はヤクルトデッキと対戦。初戦とは打って変わって初回に6点をもぎ取り、楽勝ムードかと思いきや……先発加藤貴之投手が2点、3点と失点を許し、リリーフ陣も大炎上し、なんと6-7で大大大逆転負け……。
3戦目もヤクルトデッキと対戦。また0-0で3イニングでは決着つかず。最後は福田投手が4失点と炎上し、延長の末0-4で完封負けとなってしまった。

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絶対勝ちたい4戦目は中日デッキと対戦。0-0が続き、3回表に3失点。これで負けか……と思いきや、その裏に3点を返して同点に。4階表にまた3失点して3-6となるが、裏で3点を取り返して6-6の同点に。ここで時間切れとなり、じゃんけんに勝って初勝利を手にした!

勝って締めたい5戦目はロッテデッキ。0-0の貧打戦になるも、加藤貴之投手が3回途中まで相手のヒットを許さない完璧投球を見せ、交代したリリーフ陣も0で抑える。延長に入って1点を先制すると、野村佑希選手が3ランを放ち4-0と完勝。なんとか2勝3敗で初大会を終えることができた。

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実際に5試合をプレイしてみて、得点ができるかどうかの勝負はサイコロの出目によって左右されるため、カードゲーム初心者でもベテランと勝負ができると感じた。自分の思い描いていた戦術ができなくてもサイコロが味方をしてくれれば無失点で抑えたり、大量得点をすることができる。大会の雰囲気もプロ野球ファンが多く、「〇〇選手良いですよね〜」など野球トークをしながら和やかなムードでプレイを楽しんでいるテーブルも多かった。

全国のローソンでも販売が始まっているため、気になっている方はまずお近くのローソンに行ってパックを買ってカードに触れてみてはいかがだろうか。

(Written by 大井川鉄朗)