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スペイン南部アルメリア県プルピにある「プルピ晶洞」が、2019年8月から一般公開されており、巨大なクリスタルが広がる結晶世界が話題となっている。

1960年代に閉鎖された銀山の50メートル下、スペインの鉱物学者たちによって1999年に発見された晶洞。巨大な結晶に覆われた洞窟としては、メキシコのナイカ鉱山の下にある晶洞に次いで最大規模である。正確には「ジオード」と呼ばれる空洞で、岩の内部にミネラル豊富な水が染み込み、長い年月をかけて巨大な空洞が完成した。クリスタルの空洞は約10立方メートルあり、最長で2メートル以上の結晶が立ち並んでいる。

2020年に日本の某長寿番組が特別な許可を得て取材、日本のメディアとして初めてプルピ晶洞に潜入した。演者とカメラマンの2人でクリスタル内部の撮影を行っているが、もしかすると2人で入って自撮りすれば素敵な写真が撮影できるかも?




(Written by 山岸悠也)