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「新潟えだまめ盛フェス」が渋谷カルチャーカルチャーで7月14日(日)に開催されました。これは新潟県の枝豆文化・魅力をアピールするために県が企画したもの。今回はこのフェスの模様をレポートいたします。

枝豆は新潟県が誇る特産品の一つ!

皆様は新潟の特産品のイメージといえば何が思い浮かびますか?
お米?へぎそば?笹団子?
新潟県には様々な特産品がありますが、実は枝豆も新潟県が誇る特産品の一つなんです。

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なんと、新潟県の枝豆の作付面積は全国1位!しかしながら、その美味しい枝豆は県内で多くが消費されてしまうので出荷量は全国7位にとどまっており、新潟の枝豆の認知度は全国的にはあまり広まっておりません。
しかし以前、日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW極」で新潟の枝豆文化が紹介された際に、司会の久本雅美さんが絶賛していたように、新潟県の枝豆の美味しさは格別だと言われています。
そんな新潟県の枝豆の魅力をアピールすべく始まったのが今回の「新潟えだまめ盛フェス」です。

参考:【新潟】本場の味は別格!レベルが違う“朝採れ枝豆”【2022年8月18日 放送】



枝豆をはじめとした新潟名物が食べ放題!!

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会場の目立つところに大きなざるに盛られた枝豆が並べられていました。新潟県ではザル盛・大盛の枝豆をみんなで食べる食文化があり、それを全国に広く周知するため、昨年「新潟えだまめ盛」と命名したそうです。
この日、提供されたのは「おつな姫」「味風香」「陽恵」「新潟系14号」の4品種。このイベントでは新潟を代表する4種の枝豆の食べ比べができるというわけです。(この日1日だけで合わせて100kg以上の枝豆を用意していたとのこと!)
私もいただきました。普段、枝豆の銘柄を意識して食べることはないのですが、食べ比べてみると少しずつ味が違うということがわかります。個人的に良かったのが「味風香」で、これまで食べてきた枝豆にはない甘みがあるように感じました。
この日振舞われた食材やお酒の提供をされた長岡市役所の大竹さんによると、新潟県では5〜10月にかけて40種類ほどの枝豆が収穫されるそうで、この日は今が旬の代表的な4種類が提供されたとのこと。推し枝豆がある人も多いのだとか。また、農家さんなどから大量に枝付きの状態でもらうことが多く、塩茹で以外の枝豆のアレンジ料理を作ることも多いといいます。

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この日は新潟県の酒造の日本酒、33種類も飲み放題で提供されていました。枝豆と言えばビールのイメ―ジが強いと思いますが、日本酒も意外とよく合います。スイカに塩をかけると甘味が増すように、枝豆の塩味が日本酒の甘味をより際立たせてくれているように感じました。

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さらに、にいがた和牛のステーキ、鶏の半身揚げ、栃尾の油揚げ、サーモンの塩辛、かんずり、ぽっぽ焼き、そして3種類の新潟県産の炊き立てご飯などなど様々な新潟グルメが提供され、お腹いっぱいになることができました。

「第7回世界えだまめ早食い選手権」の東京予選も同時開催!

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「新潟えだまめ盛フェス」では7月21日(日)に新潟県長岡市のアオーレ長岡で開催された「第7回世界えだまめ早食い選手権」の東京予選会も同時開催されました。「世界えだまめ早食い選手権」は、皿に盛られた枝豆を100秒で何グラム食べたかを競う国際競技大会で、2016年に始まり年々規模が大きくなり今年で7回目の開催となります。昨年から東京予選も開催されており、今回の東京予選は2部制で各回約60名の方が挑戦し、熱い戦いが繰り広げられ会場は大盛り上がりとなりました。成績上位の14名が見事、長岡市で開催される本選へのチケットを手にしました。

7月21日に長岡市で開催された本選は、個人戦・団体戦合わせて310人が参加し優勝を目指しました。
優勝したのは、個人戦が「マメな女」さん、団体戦が「マイルドスピード」チーム(2連覇)という結果になっています。
本選の模様はYouTubeでライブ配信され現在もアーカイブで見ることができます。

本選の規模も年々拡大し、レベルも上がっているえだまめ早食い。一度参加するともっと高みを目指したくなるのか、毎年挑戦する方も多いようです。本選への出場は抽選なので運次第ですが、東京予選は実力で本選への出場を勝ち取ることが可能。あなたはどちらから「世界チャンピオン」を目指してみたいですか?

参考:《7/21ライブ配信》2024 世界えだまめ早食い選手権【NCT】

(written by 山崎健治)