ご当地スーパーでローカルなお土産探し！【宮崎編】

もし旅行でお土産を買うなら、地元の人に親しまれている「スーパーマーケット」がおすすめだ。価格は安く、コンビニよりも品数は多め。長年、国内外のスーパーでお土産を調達してきた筆者が、今回は【宮崎編】を紹介する。

宮崎のご当地グルメは多い。温暖な気候、南北に長くて山も海もある、まさに食材の宝庫である。

まず、宮崎と言えば「マキシマム」である。この存在をまったく知らなければ「マキシマムってなに？」と思うかもしれない。いわゆる「魔法のスパイス」と言っていい。

宮崎県民が御用達のスパイス調味料。中村食肉という、まさにお肉屋さんが作る特製のスパイスである。肉、魚、野菜などあらゆる食材で、焼く、炒める、揚げる、さらにスープやドレッシングなど、下味や味付け、仕上げと、まさに何でも使える。

もう1つ、「戸村本店の焼肉のたれ」も一緒に手に入れたい。これも宮崎県で売り上げナンバーワンという焼肉のたれである。

宮崎と言えば「地鶏の炭火焼き」も欠かせない。真空パックで売られていて、常温の商品も多い。

噛めば噛むほど、本当においしい。柚子胡椒があればさらにおいしく食べられる。いくつか買って食べ比べるのもおすすめだ。

「チキン南蛮」は、宮崎県が発祥と言われる。揚げたてのチキンにタルタルソースがかかったその味わいはたまらない。

そのチキン南蛮をアレンジした甘酢もおすすめ。また「へべすポン酢」のへべすは宮崎特産のかんきつで、6月から10月までの間のみ収穫できる幻の果実と言われる。平兵衛酢（へべす）の果汁を使ったポン酢も、もし見かけたらぜひ試してみたい一品。

宮崎で、夏の定番という郷土料理が「冷や汁」である。猛暑の時、食欲がない時、さらに二日酔いにも効く。焼きアジやイワシなどのほぐし、焼き味噌の汁に、豆腐、青じそなどの薬味を入れ、熱いご飯にかけて食べるのが定番。

「ひや汁の素」があれば、宮崎での味がすぐ再現できる。身体や胃腸がちょっと疲れた時の朝ごはんとしてもおすすめだ。

宮崎のご当地ラーメンは「辛麺」である。全国的にもその知名度が上がりつつある。

文字通り、後味まで強烈な辛さが特徴。スープはしょう油ベースで、溶き卵を入れて食べる。お酒を飲んだ後に〆として食べる場合も。宮崎のスーパーには、インスタント麺やカップ麺も売られているので、試してみる価値あり。

宮崎の漬物といえば、日向漬（ひなたづけ）が有名。干し大根だけを使う、伝統的な製法である。

漬物も、ご当地色が出る食べ物だ。冷蔵だと持ち帰るのが大変だが、常温商品もある。

魔法のスパイス「マキシマム」を使ったポテトスティック。食べたら止まらないであろうポテトスティックが、マキシマムで味付けされている。

袋を開くと、スパイスの香り。くせになるおいしさ。まさに宮崎らしいお菓子と言える。

【宮崎にある主なご当地スーパー】

■ハーティーながやま　https://www.m-nagayama.co.jp/

■うめこうじ・ながの屋　http://www.umekouji.co.jp/

（Written by トラコ）

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