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10/12(土)「プロ野球カードゲーム ドリームオーダー 2024 Vol.4」が発売された「プロ野球カードゲームDREAM ORDER」(略してドリオ)。監督となって選手を起用し、自分だけの「ドリームオーダー」で対戦したり、好きな選手のカードをコレクションしたりして楽しむことができるプロ野球ファン必見のカードゲームだ。
第4弾の発売により、カードプールも各球団それなりに充実してきた。しかし、そうなってくると、どうしても組み合わせ的に使いにくくなってしまうカードも出てきている。今回はファイターズのカードプールの中から現時点ではなかなか輝かせることが難しいカード3枚をご紹介。
※現実の選手の評価ではなく、あくまでカードの能力についての評価です!

能力は強いのに使っている人を見たことがないコスト3野村佑希



1枚目は第2弾で一塁手として登場した野村佑希選手。出塁するとレストエリアにある戦術カードを1枚手札に戻すことができる能力と、覚醒でAP+2、ダイスもミート、強振ともに+1の能力を持っている強力カード。コスト3にふさわしい能力を持っており、戦術を多用するファイターズにとってはかなりありがたい存在だ。
しかし……このカードが一塁手というのが大問題。ファイターズのカードプールでは、三塁手は清宮選手、郡司選手、野村選手の3人がいるが、コスト0なのは野村選手のみ。清宮選手はコスト2と3、郡司選手はコスト3となっており、このコスト3の野村選手を使ってしまうと、最低でも三塁手に2コストを使わなければならない編成になってしまう。できないこともないのだが、AP4の選手を多く使わなければならなかったりとデメリットが大きくなってしまうため、現環境では本当に使っている人を見たことがない1枚になってしまっている。今後三塁手で野村選手以外の0コストが登場すると、使用率も上がってくるのではないかと思われる。

なんで二塁手で出てしまったんだ2コスト上川畑大悟

2枚目は第4弾で登場した二塁手の上川畑大悟選手。打撃系では覚醒でAPが10まで行き、ダイスも+1するという能力と、本領発揮でミートでアウトをとったとき、一塁走者もアウトにするというゲッツー能力を持っている。他球団にはあったが、ファイターズにはなかったゲッツー能力が待望の実装となり歓喜したのだが……二塁手の文字を見てひっくり返ってしまった。
これも先述の野村選手と同様に、コストの縛りが出てきてしまう。この2コスト上川畑選手を起用してしまうと、遊撃手はコスト2の水野選手か奈良間選手しかいなくなってしまう。二遊間で4コストを使う編成もできなくはないが、苦しい編成になってしまう。コスト0の二塁手は大量にいるのに、なぜ遊撃手は上川畑選手以外いないのか……。不遇すぎる!逆にコスト0遊撃手がでれば、もっと活躍の場が広がるのではないか。

なぜこのコストなのか!?万波中正


最後は第2弾で登場した外野手でコスト3の万波中正選手。このカードは本当に使っている人を全然見たことがない!!
理由はその効果。覚醒をするとダイス+1するというものだけ。コスト3で、覚醒までしてこれである。DP4は嬉しいが、それにしても効果が弱すぎる!!これではわざわざ3コストを払ってまで使う必要がない。このカードだけはカードプールが今後さらに増えても……使う人は少ないだろう。


最初の2枚はカードプールが増えれば輝ける可能性はあるが、最後の万波選手を上手く運用する方法がまったく思いつかない。誰か良い構築を思い付いたら教えてもらいたいものだ。

(Written by 大井川鉄朗)