ニューヨークといえば、まず誰しも思い浮かべるのが「自由の女神」だろう。マンハッタンの先に浮かぶリバティ島にあり、そのマンハッタンの最南端にあるバッテリーパークから船で行くことができる。

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リバティ島へ行くには、公式フェリーであるStatue City Cruise(スタチュー・シティ・クルーズ)に乗ること。運賃は往復25ドルから。自由の女神の内部に入場したり、王冠まで登ったりすると追加料金がかかり、しかも人気なので事前予約必須だ。バッテリーパークで声がけしているツアー会社などは基本リバティ島に上陸しないため、騙されないように注意したい。https://www.cityexperiences.com/new-york/city-cruises/statue/statue-liberty-and-ellis-island-tickets/

ほかに、バッテリーパークから自由の女神を遠目に眺めることもできる。ただ、けっこう遠い。

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実は、自由の女神をもっと近くで、しかも「無料」で眺める方法がある。リバティ島のさらに南にあるスタテン島行きのフェリーに乗る方法だ。

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スタテン島フェリーは誰でも乗船無料。もともとスタテン島からマンハッタンに通う通勤など「市民の足」として活躍するフェリーである。

日中は15分毎に出航する。切符なども一切不要で、そのまま乗船して自由の女神側のデッキに陣取る。同じ目的の観光客もとても多い。

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特に、バッテリーパークからスタテン島へ向かう航路が、逆より自由の女神に近い。スマートフォンのカメラだとやや遠いので、望遠レンズがあれば、自由の女神により近寄って撮れる。

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そして、スタテン島に着いたら、スタテン島を観光しても良いし、時間がなければそのままUターンしてマンハッタン行きのフェリーに乗る。往復で所要1時間ほど。

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バッテリーパークにあるスタテン島フェリーの乗り場が近年新しくなり、売店などもある。トイレがニューヨークの市中ではまだきれいなほうで使いやすいので、ぜひ利用しよう。

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(Written by A. Shikama)