春は世界各地で魚が群れを作る大移動が発生するが、アメリカのフロリダ州から強い魚影の大群を発見したのでご紹介。この類の魚群はボラの大群の画が多いが、ボラを捕食する最大で2メートル以上に成長する「ターポン」の魚群である。大きな口でボラなど小魚を捕食する獰猛なイセゴイの仲間で、春になると産卵のためフロリダ州の湾岸に集まる。毎年4月に水温が温かくなると100匹以上のターポンが群れを作り、フロリダ半島の両方の海岸線を南下し、6月頃に反対へ進む途中で沖合に出て産卵を行う。この大移動のサイクルはボラの遡上期と重なるため、大きな群れを作ってボラを追いかける魚群が発生する。ターポンを狙うアングラーたちが熱狂するシーズンの到来でもあり、全長2メートルの巨大魚の大群&ターポンを狙うなら、この時期はフロリダ州南部の沿岸部に大注目である。
(Written by 山岸悠也)















