リーグ連覇を決めたソフトバンク勢からはリーグ最多となる8選手がタイトルを獲得。野手ではプロ15年目の牧原大成選手が育成出身選手では初となる首位打者(打率3割4厘)を獲得。柳町達選手も6年目で初タイトルの最高出塁率(3割8分4厘)に輝き、周東佑京選手は3年連続4度目の盗塁王(35盗塁)となった。
日本ハムの2年目フランミル・レイエス選手が32本塁打、90打点で初の本塁打王、打点王となり、2冠を達成。最多安打はこちらも初獲得となる楽天の村林一輝選手となった。
投手もソフトバンク勢が目立つ。有原航平投手が14勝で、最多奪三振(195)を獲得した日本ハム・伊藤大海(海は旧字体が正式)投手と2年連続で最多勝を分け合い、リバン・モイネロ投手が2年連続2度目の最優秀防御率(1.46)に。大関友久投手は最優秀勝率(7割2分7厘)を、杉山一樹投手は西部・平良海馬投手と31セーブで最多セーブを獲得。松本裕樹投手は44ホールドポイントで最優秀中継ぎに輝いた。
ソフトバンクの大量受賞が目立った2025年シーズンだが、2026年シーズンのタイトルホルダーは誰になるのか、気が早いのは重々承知だが予想してみた。
2026年パリーグタイトルホルダー予想
首位打者:西川史礁(千葉ロッテマリーンズ)
2025年に1年目から1軍戦力として108試合に出場し、打率.280をマークしたゴールデンルーキー。2年目はさらに上積みが期待できそうな長打力とバットコントロールを持っている。2025年8月の月間打率は.344と良い形でシーズンを締めくくった。来春から独走で首位打者、なんてこともあるかもしれない。
本塁打王:フランミル・レイエス(北海道日本ハムファイターズ)
本塁打王は来年もレイエス選手以外考えられないと言っても過言ではない、広角に打ち分ける技術に加え、選球眼の良さも兼ね備えているファイターズ歴代最強クラスの助っ人野手。来日1年目の序盤こそ苦戦したものの、後半から打ちまくり、終わってみればリーグ2位の25本塁打。2025年は序盤からチームを牽引して2冠を獲得。大きな怪我と不調さえなければ間違いなくタイトル争いには絡んでくるだろう。
打点王:タイラー・ネビン(埼玉西武ライオンズ)
打点王争いにもレイエス選手は絡んでくるだろうが、本命としたいのは西武のタイラー・ネビン選手。確かな打力と堅実な一塁守備で、絶対的な助っ人として来季も君臨しそう。2025年は打点ランキング3位の63。2年目に更なる活躍も十分見込めそう。ネビンが打点王のタイトルを獲得するくらい打ちまくれば、ライオンズの浮上の大きなきっかけになりそうだ。
最多安打:清宮幸太郎(北海道日本ハムファイターズ)
こちらは予想というより、“来年こそ獲ってくれ”という願望の方が強い。2025年は村林選手に1本及ばずの143安打。ここ数年は怪我で苦しんだが、2025年は138試合に出場し、安定的があった。来年も年間を通して1軍で活躍し、タイトルを掴み取ってほしい。
最高出塁率:近藤健介(福岡ソフトバンクホークス)
今季は怪我の影響で75試合の出場にとどまった天才打者。万全な状態で試合に出続けることができれば最高出塁率はほぼ指定席になるのではないか。近藤健介はこんなものではない、と思わせるような名誉挽回の成績を期待したい。
盗塁王:周東佑京(福岡ソフトバンクホークス)
3年連続4度目の盗塁王……恐らく脅かすことができる選手は今のパリーグにはいないのではないか。
最優秀防御率:宮城大弥(オリックス・バファローズ)
今季は7勝3敗、防御率2.39とやや打たれる試合も目立った宮城投手。シーズン中に肉離れの故障もあり、オフは治療に専念するとのこと。おそらくWBCには出場せず、シーズンに挑むことになりそうだ。WBCに出場した投手は調子を崩すことが多いため、WBCに出場せずにコンディションを整えた宮城投手が他を圧倒して復権する可能性は十分ありそうだ。
最多勝:九里亜蓮(オリックス・バファローズ)
最多勝もバファローズから、九里投手を予想。イニングイーターである点を高く評価。伊藤投手やモイネロ投手がWBCの影響で本来の稼働ができない状況になると考えて予想した。
最優秀勝率:リバン・モイネロ(福岡ソフトバンクホークス)
勝率は現パリーグ最強クラスのスターターであるモイネロ投手と予想。おそらくWBCにキューバ代表として出場することになると思われ、本来のイニング数を投げられないとしても、抜群の安定感で勝率のタイトル争いには絡んでくるのではないかと思う。
最多奪三振:宮城大弥(オリックス・バファローズ)
今季のタイトルホルダーである伊藤投手、3位のモイネロ投手はWBC疲労で割引、西武今井投手はポスティングでのメジャー移籍を希望していることから、最多奪三振は最多勝でも予想した宮城投手に。今季も万全ではない中で4位の165奪三振を奪っており、可能性は十分にありそうだ。
最多セーブ:柳川大晟(北海道日本ハムファイターズ)
昨季5月に支配下に昇格した育成出身の長身右腕。8セーブ、11セーブと2年連続で一時的ではあるが守護神のポジションを任されており、圧巻の投球を見せている。まだ体力不足は否めないが、来年こそ年間を通して守護神の座を守り、タイトル獲得を目指してもらいたい。
最優秀中継ぎ:上原健太(北海道日本ハムファイターズ)
これまで先発として起用されていたものの、思うような結果を出せずに苦しんでいた2016年のドラフト1位。しかし今季終盤に1軍登録され中継ぎとして起用されると、21試合連続無失点など抜群の安定感を誇り、チームの苦しい時期を支え、勝ちパターンでの登板も増えた。今季勝ち取った信頼をそのままに、来季大車輪の活躍でタイトルを獲得してほしい。
正解は1年後!選手たちの活躍を楽しみながら応援したい!!!
(Written by 大井川鉄朗)















