徳島県阿南市の那賀川に約1年間すみ着いて人気者になり、天国へ旅立っていったアゴヒゲアザラシの「ナカちゃん」のため、地元の小学生がオリジナルの曲『ナカちゃん 君は』を作詞作曲。
さらに児童自ら螢淵ちゃんプロジェクトを起業しCD化まで行ない、地元でじわじわと話題を呼んでいる。
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◆児童それぞれのオリジナルの詩をひとつに・・

20090307_03徳島県阿南市を流れる那賀川の中州に、ナカちゃんが最初に姿を見せたのは2005年11月。愛敬のあるしぐさや表情に県内外から見物客が訪れた。2006年3月には同市の特別名誉市民第1号にもなり、ナカちゃんは街全体の人気者になっていた。
そんなナカちゃんと交流を続けていたのが、中州のすぐそばの平島小学校4年生(当時)。2006年4月から4年生を担任した島村孝教諭は総合的な学習の時間に、ナカちゃんの生態や『なぜ酷寒の海に住むアザラシが南国・徳島に現われたのか』など、ナカちゃんとの交流を積極的に続けていた。

20090307_04そんな中で持ち上がったのが【ナカちゃんのための歌を作ろう】という企画だった。子どもたちは日々の観察やふれあいから自らが詩を考え、それを基に作曲をした。
ところが、完成まであと少しというところまできた2008年8月、ナカちゃんが那賀川で遺体として発見される・・
哀しみにくれる中、児童たちは天国のナカちゃんのために新たに歌詞を製作。
ナカちゃんへの感謝と哀悼の気持ちを込めた合唱曲を完成させた。

◆不登校の生徒へ、ナカちゃんが起こした奇跡!!

『ナカちゃん 君は』を製作した4年生のクラスには、3年時に100日以上(109日)休んだ不登校の男の子がいた。ところが、ナカちゃんと触れ合う学習の中でいつしか仲間の大切さや絆を感じ、4年生の1年間は無欠席で学校に通い続けた。CD製作時には製造部長に選ばれ、放課後のCD作りはもちろん、休日出勤までするようになった。
こうした事実を書き残そうと担任の島村教諭がファンタジー小説『ナカちゃん 君と』を今回自費出版。全国のナカちゃんファンはもちろん、不登校児の完全復活が話題となっている。(書籍は2000部限定販売)

この生徒は、それ以降6年生になった現在も一日も休まず学校に通い続けている。


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