数多くのアーティストを輩出してきた名古屋から、注目のアーティストをピックアップ!
彼らの名は「ミチコロンブス」。ファンキーでロック調な曲から、優しく切ないバラードまで、その曲は多種多彩で、笑いあり、涙ありの彼らの人間性と音楽は、一見の価値あり!

20090513_01ミチコロンブスのボーカルである夏目さんが音楽(ギター)を始めたのは、高校2年生の冬。それまでは、睡眠時間を削ってまでゲームに熱中する、自他ともに認めるゲーマーだった(睡眠時間が3時間くらいの時もあった)。しかし、友人がエレキギターにハマり、ゲームをやっている夏目さんの隣でギターを弾いているのを偶然見かけた夏目さんの父親が、夏目さんもギターをやりたがっていると勘違いし、夏目さんの誕生日にギターを買ってくれた(夏目さんの父親は昔、趣味でギターをやっていたらしく、息子にもやってほしかったらしい)。

20090513_02音楽を始める前までは、ゲームのプログラマーになるのが夢だった夏目さんだが、ギターをやり出すと見事にハマってしまい、それからは、ギターの練習時間で睡眠を削るくらいになった。
そして、3ヶ月後くらいにはその友人と路上に出たり、半年後には自分でオリジナル曲を作って、1人でも歌ったりしていた。

当時、夏目さんは毎日のように路上で歌い、夕方から夜中の3時まで歌うこともあった。そして、そこで知り合ったストリートミュージシャンと「ふたる」というユニットを組み、月に2〜3回くらいライブハウスでライブをやっていた。(当時は50〜60人くらいファンがいた)

しかし、22歳の時に、お互いの考え方の違いから解散した。1人になった夏目さんは、1人になって初めてライブをやる時に、なんという名前で出るか決めていなかったので、ライブハウスの人に名前を聞かれ、夏目さんはふざけて、放送禁止用語の3文字を答えた。もちろん、却下され、次に出した名前がその言葉を漢字にした「満子」だったが、それも当然却下され、満子をみち子にしてライブに出た。これが「唄うブサイクみち子」の起源。

「唄うブサイクみち子」として、活動を始めた夏目さんだったが、ファンがあまりつかず、アコースティックギター1本のみの自分の音楽性に限界を感じたため、2008年に、ベースのハマとキーボードのまゆみ(今年の3月15日に脱退)をメンバーに入れ、「ミチコロンブス」というバンドを結成した。すると、ファンも徐々に増え始めるようになり、現在は路上でライブをしたり、自主制作でCDを作ったりしている。
また、名古屋だけでなく、東京でもライブを行うなど、勢力的に活動している。

将来の夢は、「自分の生きること=歌うこと」にすること。

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≪ハマ≫≪まゆみ≫

My Space Music(ミチコロンブス):http://www.myspace.com/michikoronnbusu
ミチコロンブスHP:http://utauzemichiko.net/pc_top.html