20090514_01彼女とデート中、空に浮かんだ飛行船を見つけても「見て見て!飛行船だ!!」大はしゃぎしてはいけない。
あまりにはしゃぐと「う、うん・・・」とひかれてしまう危険性がある!
男にとっては物体が空を飛んでいるという状況自体に興奮をおぼえることもあるが、女はもっと甘くて可愛いことに興味があったりもする。
だから飛行船を見かけたときは甘い言葉を一緒にプレゼントしてあげよう。
「見てごらん。あの飛行船はまるで君の心のようだよ」

もちろん「え、どういう意味?」と聞かれてしまうだろう。
空に優雅に浮かぶ様子が君の美しい心のようだ、としても良いがせっかく飛行船を見たのだ、もう少し甘さを追及してみよう。

こんなやりとりを演出してくれる飛行船。
その実態はあまり知られていないのではなかろうか?
日本で唯一飛行船の事業を展開する「(株)日本飛行船」の方にお話を伺った。

▼飛行船は何をしている?
「街で見かけるとラッキーな気分にしてくれる飛行船のほとんどは企業の宣伝をしています。巨体に印刷された企業の広告を街の人々の目に届けています。その他にも遊覧飛行、航空撮影、資源探査、災害時の通信中継局、大気観測など様々な役割も担っています。」

▼どうしてあんなにゆっくり?
「大空をゆーっくり優雅に飛んでいるように見えますが、実際には平均時速80kmほどになります。最大時速100km出すことも可能。ただし、飛行機やヘリコプターのようにエンジンによって揚力を得る必要がないので、ゆっくり移動することももちろん可能です。空中にピタッと静止することも容易にできます。その動きは非常になめらかで優雅に見えて、音も驚くほど静かです。」

▼普段はしぼんでいるの?
20090514_02「仕事が終わった飛行船は、中のガスを抜いて小さくなるわけではありません。
実はガスを入れたまま巨大な格納庫に格納されるか、野外でマスト車と呼ばれるトラックに係留されているのです。この場合、管理員によって24時間体制で船体の保守・管理が行われています。
また、クライアント企業が変わる場合は次々と飛行船を作るのではなく、同じ飛行船の胴体に広告を張りなおしていくことでいくつかの機体が使いまわしされています。」

▼中身は?
「中に入れる気体は空気より軽いものであれば基本的に飛ぶことは出来ます。以前は水素を用いていましたが、引火性が強くて危険なため、現在はヘリウムを使用しています。中のヘリウムは少しずつ薄まったり量が減ったりするので、年に数回補給を行っています。」


外からは落ちついて見えても、実は意外と速い速度で動いている。
つなぎ止めておくには24時間体制で管理が必要、クライアントに合わせてガラリと表情を変える・・・
なるほど、確かに飛行船は「君の心」のようである。
しかし「君の心のようだよ」だけでは簡単に「あまぁ〜い」とは言ってくれないのもまた、女心の難しい(?)ところ。飛行船の甘さをとことん味わわせてやりたい男子はこちらをチェックしてみよう。

▼女心をつかむ東京飛行船遊覧クルーズ
20090514_03(株)日本飛行船が先日2009年3月5日から予約を開始した「飛行船遊覧クルーズ」。
飛行船はドイツのツェッペリン伯爵によって開発されたというが、その飛行船が始めて日本に訪れてから今年でちょうど80年。
そんな記念の年に最新のテクノロジーを搭載した「ツェッペリンNT」号で東京の空を遊覧飛行できるというクルーズツアーだ。

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桜が美しい春には、桜の名所を空から訪問。
夏には空から花火を見下ろすナイトクルージング。
秋は夕暮れの空を、空に浮かんで眺める。
冬には空気の澄んだ空から東京の街を、また雪化粧の富士を窓のフレームいっぱいに堪能することが出来る。
愛する彼と一緒に空から眺める東京の夜景。これで彼女の心もあなたに係留し続けることが出来るはずだ!

(株)日本飛行船HP内、「飛行船遊覧クルーズ」ページ
http://www.nac-airship.com/cruise/#yoyaku