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「ラッピングタクシー」と聞いて「なんだろう?ただの広告を張りつけたタクシーだろうな」と思う人は多いだろう。

本場英国製のロンドンタクシーに映えるプリントはなんとも色鮮やかでお洒落。
この車の運転手を勤める加藤修さん(59)はとっても気さくな方。英国製ロンドンタクシーは「アドウィクリー号」。イギリスでタクシー運転手は、空港で最初にゲストをもてなす職業として地位のある職業なのだという。
「成金趣味でもなく上品。大衆車でもあり高級車。気取った所がなくていいでしょ。」と自慢げに語るこの車が走れば、街ゆく人達から注目の的。
「特に若い女性から注目されますよ。『かわいいー』とか『オシャレー』ってね。」
最近では結婚式で使用されたり、あの「Cancam」のモデル達の写真のバックや、浜崎あゆみのPVのでも出演したのだとか。

加藤さんは若い頃日本に滞在する外国人向けの情報誌の広告代理店で働いていた。「昔はレストランで3万円の食事をして、そこから3万円の仕事をもらっていましたよ。これじゃダメだと感じながらも仕事してたけどね。」

そんな状況が一転したのはひょんな所からだった。「当時、アメリカ、カナダ、ブラジルなど10カ国の国籍の人達が在籍する草野球チームの監督をしてたんだけどさ、みんな国籍が違うワケよ。最初週刊誌にそれが取り上げられたんだけど、それをテレビ局の人達が面白がってね。テレビのキー局全局とラジオ局から、もう取材の順番待ちになっちゃってね。」またテレビで対戦チームを募集すると何百チームからの試合のオファーが入り、電話回線はパンク。仕事も大企業から依頼がはいるようになった。
この頃加藤さんは考え方が変わったのだと言う。「テレビ局ももちろんだけどね、人に注目されることをしないとね。」
都内に雪を持ち込んでフリースタイルのスキー大会を開くと、国内のテレビ局はもちろん、アメリカのCNNから取材も受けた。「クレイジーなジャパニーズがいるってね。ハハハ。」ちなみにこれは昭和12年のこと。よくそんな時代にそんなことが出来たものだ。

加藤さんは今こんな目標を持っている。
「東京オリンピック招致もっと盛り上がって欲しい。うちは応援してますよ。」
既に応援用のラッピングも完成しているのだが、残念ながら東京都からの許可は降りなかったらしい。「都知事の司書の方は喜んでくれたと言ってたんだけどね。でもオファーは待ってますよ。」

これ以外の仕事ももちろん受付中。気になる方は一度ご連絡を。

有限会社倫敦・チェルシー
東京都東村山市萩山町2-2-7 1014号
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