20090525_01

第二弾の「インターネット」では、現在の金額に限界を感じているひとが多いという結果でしたが、なくなるとインターネットよりも不便そうな携帯電話はどうでしょうか。
現在では定額プランなどができて、同じ金額で話し放題、使い放題というものが増えてきましたが、つい最近までは、携帯代でウン万円!といったような話をよく耳にしたものです。

総務省が公開している「携帯・PHSの加入契約者数の推移」によると最新のデータである平成19年末時点で1億人超。普及率は82.4%にも及ぶそうです。文部科学省が2009年2月25日に発表した「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」では1日に50件以上メールのやり取りをしている高校生が13.9%という結果も出ているように、未成年の携帯電話依存や携帯電話にまつわるトラブルなどが度々取り上げられていますが、そんなやめられない止まらない携帯電話、月々いくらになったら持つのをやめたくなるのでしょうか。
16歳から65歳までの一般的な生活を送っている人々を対象としたアンケート結果はこちらです(株式会社エフプレス調べ)。

20090525_02

携帯電話の料金は980円から15000円くらいまで、主な使途や頻度にあわせて幅広くプランが設定されており、0円から15000円までは5000円のレンジでほとんど同じ人数。0円から4999円が頭一つ抜け出しているのは「0円…持ってないし、必要ない。」(愛知県 27歳 男性)といった、総務省の調査からするとおよそ17%の「持たない」派の人々のようです。
「4000円…今の金額が2500円くらいで十分満足だから。4000円超えたら要らない。」(東京都 40歳 女性)といった現在支払っている金額と限界の金額を比べている意見をまとめると、現在の金額から2000円以上越えるようなら持つのを辞めるという意見が支配的です。

一方で、「5万円」と答えたのは「50000円…必須アイテムではあるものの、やはり限度としては5万まで。」(東京都 33歳 男性)を含めて3名。2名は30代働き盛りの会社員男性なので、仕事で使うようならばやむを得ませんが、もうひとりはなんと17歳学生!5万円なんて学校そっちのけでバイトしないと足りなさそうです。

今回の調査では、支払える最大金額の平均は9254円。第二弾の「インターネット」よりは高額な結果となりました。その理由は仕事や学業を円滑に行うための生活必需品となっている一方で、「30000円…持っていないと不安なのである程度の支出は仕方がない」(東京都 29歳 女性)というように、中には不安を抑えるために払える対価の限度額とイコールになっているためかもしれません。

(Photo by Island Spice

アンケートに答えてポイントをゲット!登録はこちら
「F-PRESS」 http://www.f-press.co.jp