20090527_01『この世の中に不可思議現象と真っ向から立ち向かっていく雑誌「ムー」。そのムーからゲストをお迎えして展開するこのコーナー。あなたはその不思議体験の目撃者となる…。お相手は私、野崎淳之介です。』

深夜のコミュニティFMから電波を通じ轟くは、深くて暖かい自慢の重低音ボイス。
野崎淳之介さん(40)の持ち味、マイクを使わずしてマイクと同じ声量で歌うことができるという“声”の才能は、時にラジオのDJ、時にネットTV番組のMCとしていかんなく発揮されてきた。

昨年不惑を迎え、人間としてますます深みを増していく彼がメディアの仕事以外に、まさに“惑わず”して続けている本業がある。以下の作品をご覧いただきたい。

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伯爵、もの想う…エイリアン・アタック

彼の本職はイラストレーター。料理人を経、“誰にも負けない”という自信を持つ特技“イラスト”の世界に飛び込んだ。
ラジオで魅せる男、否、“漢”らしい声とは相反する、とっても可愛らしいタッチの世界観。これまで書籍の表紙や、雑誌の挿絵などを中心に活躍されており、自身が描いたキャラクターが人気投票1位を獲得したこともある。

ラジオDJという顔は、イラストレーターとして重要な「自分の作品の売り込み」や「担当者との打ち合わせ」に際し重要な“話術”を磨く修行の場でもあるのだ。

さらに彼は、「オカルト・ミステリー」関連にも強い関心を持つ。趣味は化石・古物収集に古文書解読。特技はダウジング。
奈良県に設立された「ツチノコ共和国」(伝説の生物・ツチノコをこよなく愛する団体)三鷹領事館領事を務め、また、前出のラジオ番組では、オカルト雑誌の雄「ムー」からゲストを呼び、熱くマニアックなトークを展開した。
(今年4月号の「ムー」には『ある朝、ふと目が覚めると「守護女神」が目の前に現れた』とい自身の怪奇体験談を見開きで特集されている)

この知識もすべては本業「イラスト」のため。彼の今まで蓄えてきた知識・経験はすべて「イラスト」に還元されているのだ。

『私は多角的に活躍できる、歌って踊って演じて喋れるイラストレーター…イラストの描ける喋り手を目指してます。』

目標は“リリー・フランキー”氏と語る彼。しかし、既に立派なイラストレーター“野崎淳之介”ワールドが確立されている、そう感じるのは私だけであろうか…?

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