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これまで、「映画」、「インターネット」、「携帯電話」といろいろなサービスの最大額について発表してきましたが、最後となる第四弾はこれまでとは少し違って、「デート」に出せる最大額です。
某巨大掲示板をちょっと覗いてみると、異性との交際をあえてしない理由として、「金がかかるから」という意見が多くみられるのですが、それなら一度のデートにつき、いくらくらいまでだったら、恋人がいるのもいいという気分になれるのでしょうか。
逆にパートナーがいる人にとって、一度のデートにかかる金額がどこまで跳ね上がったら、関係をつなぎとめておくことができなくなるのでしょうか。
金で買えないものの代名詞として君臨する「愛」ですが、無粋を承知でムリヤリ金額に換算してもらいました。16歳から65歳までのパートナーがいたりいなかったりしながらも一般的な生活を送っている人々を対象としたアンケート結果はこちらです(株式会社エフプレス調べ)。

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縦軸の目盛は、視覚的に見比べられるようにサンプル数と合わせているため、中途半端な区切りになっています。
最近は「割り勘」派が増えているという統計情報をちらほら耳にするものの、まだまだ男性の方が払うものと考えている方が男女ともに多いようです。
1万円以内と回答した方は、単純に予算がないという意見の他、「5000円…お金を掛ける対象にもよるが、食事だけならこんなもんでしょう。」(45歳 東京都 男性)、「3000円…ランチバフェーでこの金額で十分楽しめるレストランを知っているから。」(60歳 沖縄県 男性)といった食事だけのスマートなデートプランで考えていただいた方や、「5000円…これくらいでないと、しょっちゅう会えないだろ。」(46歳 秋田県 男性)、「5000円…デートは1回にかける金額より回数重ねるほうに重点置きたい。」(45歳 東京都 男性)といった、金額を下げて回数で勝負したいといった意見がありました。
男性の場合は、年齢が上がっていくにつれて、払える金額も上がっていくだろうと考えていたのですが、予想に反して年齢と金額に強い相関が見られなかったのはこういった意見によるものかもしれません。

女性の方も「予算がない」「食事だけならこれくらい」「回数を多くしたい」という意見が同じくらいの割合で見られますが、それに上乗せするかたちで「男性が全額持ち」派が加わり、1万円以内と答える女性が男性に比べて多くなっています。男性に2万円代と3万円代の回答者が多いのも、「2万円…移動して、食事したくらいの値段。(ディズニーランドのフリーパスを2枚買ってプラスアルファという計算)」(35歳 埼玉県 男性)など、「男性が全額持ち」派が加わった結果といえるでしょう。

一方、男女関係なく同じ割合なのが高額回答者。10万円以上には「上限なし…好きな人と一緒ならいくらかかってもいい」(33歳 北海道 男性)、「上限なし…恋人がいない方がマシと思う時は絶対にない!」(35歳 神奈川県 女性)など某クレジットカード会社CMの文句同様、「プライスレス」と回答した方も含まれます。210人中の10人、153人中の8人ですから、だいたい20人に1人が愛のためなら比較的金に糸目はつけない人のようです。現在恋人がいない人は5%のロマンチストを狙って探してみるのもいいかもしれません。

アンケートとは直接関係ないのですが、「3000円…ランチバフェーでこの金額で十分〜」(60歳 沖縄県 男性)の「バフェー」って何のことか、気になりませんか?
「バフェー」とは「ビュッフェ」のことで、沖縄に住む人独特の呼び方だそうです。沖縄では、英語での発音をそのままカタカナにした単語が多く存在するそうで、他にも「ホットティー」を「ハッティー」などごく普通に使われているのだとか。

(Photo by danorth1

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