20090606_01

「お酒は20歳になってから」。これは日本の常識。
未成年者飲酒禁止法という法律で「満20歳未満の者(未成年者)の飲酒を禁止する」とあり、未成年者の飲酒は禁止されている。
ただし、これは日本だけのこと。ビールの本場・ドイツでは日本とは全く違う常識があるようだ。

そこで、ドイツ大使館に聞いてみた。
すると、ドイツでビールが飲めるのは法律上、満16歳以上からだというではないか。
さらに驚くべき事に、この16歳というのも保護者の同伴がなくて飲むことができる年齢だということである!

・・・???保護者の同伴!?

ドイツでは、親など保護者の同伴があれば16歳未満でも、ビアホールでビールを飲むことができるのだそうだ。
これがドイツの常識らしい。

ともあれ、ドイツでは16歳になれば親がいなくても、1人で、あるいは友達同士でビールを飲みに行くことができる。
ただし、あくまでビールの話で、アルコール度の高いお酒類は満18歳以上でないとダメ。

日本人とドイツ人は体格も違うし、アルコールに対する耐性も違うかもしれない。さらに文化的な背景もあり、アルコールに対する考え方も違うだろう。
日本の常識では考えられないかもしれないが、ドイツでは常識なのである。

これから夏に向けての季節、暑くなりビールも美味しいことだろう。飲みすぎて「大人として恥ずかしいこと」をしないように注意したい。

(Photo by tamakisono