「なんだよ、携帯の電波も届かないのかよ、田舎だなぁ…」そんな会話を聞くことも少なくなった。
「さすがにここは繋がらないだろう」
と思うような山奥でも電波がきちんと立っている。携帯電話業界の活躍は目覚しい。
だが、日本中どこでも使えるようなイメージになった携帯電話であるが、意外にも‘使えねぇ〜’エリアがある。 東京である。
電波が届きにくいことで有名な、高層ビルの中、地下、マンションやビルに囲まれた場所などは、すべて都会をイメージさせる場所である。そんな電波が届きにくい場所に住んでおられる方に朗報である。なんと、どの御自宅にもある‘食器’を使って、携帯電話の電波を強くする方法がある。
これは、実は偶然の発見であった。筆者の自宅は携帯の電波が届きにくいことで、わずかばかりの友人たちの間で有名である。ある日、理由はよく分からないが、なぜか自宅のデスクの上に置いてあった味噌汁用のお椀に、携帯電話を入れておいた。まったく意味不明な行動ではあるが、そもそも我が自宅内においては、携帯電話は役に立たない無用の長物である。読者のご家庭にある‘お父さん’と呼ばれる物体と同じであろう。テキトーな扱いを受けても仕方のないことなのである。きっと置き場に困った電話を、ポイとお椀の中にでも入れてしまったのであろう。
しばらくしたら、恐るべき事件が起こったのである。なんと、鳴るハズのないメールの着信音が鳴ったのである。ホラー映画などでよく見かける場面である。そう、決して鳴るはずのない場所での突然の着信音…。私は恐る恐る携帯を手に取り、メールを読んだ。
「あんた、生きとるかいね?」(石川弁:「あなた、生きていますか?」の意)
田舎の母からであった。不摂生な生活を心配してのメールであった。
「たった今、アンタからのメールで死ぬような想いになった」
とは言えず、それよりも、携帯の電波が2本立っていることに気付き、私は目を見張った。
なんだコレは…。もしかして…。
私は一つの仮説を立ててみた。
「もしかしたら、お椀がパラボラアンテナのような役割を果たしているのではないか」
もしそうなら、これは大発見である。
これで、わずかばかりの友人がこれ以上減ることもなくなるし、あわよくば、増えるかもしれない。(後日、携帯を持っているだけでは友人は決して増えないことが判明する)
私は、母校の物理の教授にこの事実を伝え、理論上あり得るのかどうかを伺ってみた。
結果としては、携帯電波に関しては専門分野ではないため、ハッキリとした答えは伺えなかったが、先生なりの仮説を伺うことは出来た。
〜某・国立大学理学部物理学科教授のお話〜
※匿名希望により、お名前は伏せさせていただきます
…電波が強くなった理由は、茶碗がアンテナの役割を果たしているのではないかと思われます。即ち、電波の指向性が良くなったということです。
(1)茶碗の前面(開いている方向)に電波が多く出力されている。
(2)茶碗が電波反射材となっている。または、誘電体アンテナになっている。(茶碗が完全に電波を透過させることは無く、少しは反射することもあると思います。)
先生は仰られるには、パラボラの効果であっても、お椀の形や、素材など、深く追求する必要があるらしく、この場での即答はできないということでした。
実際、電波というものは反射します。物理を全く勉強しなかった物理学科卒業の私でも、これだけは覚えています。そして、事実として、電波は強くなったのである。私としても、色んな場所でこれを検証したいと思いましたが、お椀を持って地下鉄には乗りたくありません。そして言い忘れましたが、欠点もあります。メールの送受信や通話の着信は出来ますが、こちらから通話の発信は出来ません。ただ、お椀と電話を固定してしまえば、お椀を耳に付けて話すという間抜けな姿を我慢できるなら可能です。
とりあえず、携帯の電波にお困りの皆様、まずは皆様のご家庭で一度お試しあれ!
※もしかしたら、某・有名妖怪は髪の毛が立ったら妖怪をキャッチする独特のアンテナを持っていたが、そのオヤジさんは、お椀風呂に入ることで妖怪存在をキャッチしていたのかもしれない。
(written by 川上ルイベ)
しばらくしたら、恐るべき事件が起こったのである。なんと、鳴るハズのないメールの着信音が鳴ったのである。ホラー映画などでよく見かける場面である。そう、決して鳴るはずのない場所での突然の着信音…。私は恐る恐る携帯を手に取り、メールを読んだ。
「あんた、生きとるかいね?」(石川弁:「あなた、生きていますか?」の意)
田舎の母からであった。不摂生な生活を心配してのメールであった。
「たった今、アンタからのメールで死ぬような想いになった」
とは言えず、それよりも、携帯の電波が2本立っていることに気付き、私は目を見張った。
なんだコレは…。もしかして…。
私は一つの仮説を立ててみた。
「もしかしたら、お椀がパラボラアンテナのような役割を果たしているのではないか」
もしそうなら、これは大発見である。
これで、わずかばかりの友人がこれ以上減ることもなくなるし、あわよくば、増えるかもしれない。(後日、携帯を持っているだけでは友人は決して増えないことが判明する)
私は、母校の物理の教授にこの事実を伝え、理論上あり得るのかどうかを伺ってみた。
結果としては、携帯電波に関しては専門分野ではないため、ハッキリとした答えは伺えなかったが、先生なりの仮説を伺うことは出来た。
〜某・国立大学理学部物理学科教授のお話〜
※匿名希望により、お名前は伏せさせていただきます
…電波が強くなった理由は、茶碗がアンテナの役割を果たしているのではないかと思われます。即ち、電波の指向性が良くなったということです。
(1)茶碗の前面(開いている方向)に電波が多く出力されている。
(2)茶碗が電波反射材となっている。または、誘電体アンテナになっている。(茶碗が完全に電波を透過させることは無く、少しは反射することもあると思います。)
先生は仰られるには、パラボラの効果であっても、お椀の形や、素材など、深く追求する必要があるらしく、この場での即答はできないということでした。
実際、電波というものは反射します。物理を全く勉強しなかった物理学科卒業の私でも、これだけは覚えています。そして、事実として、電波は強くなったのである。私としても、色んな場所でこれを検証したいと思いましたが、お椀を持って地下鉄には乗りたくありません。そして言い忘れましたが、欠点もあります。メールの送受信や通話の着信は出来ますが、こちらから通話の発信は出来ません。ただ、お椀と電話を固定してしまえば、お椀を耳に付けて話すという間抜けな姿を我慢できるなら可能です。
とりあえず、携帯の電波にお困りの皆様、まずは皆様のご家庭で一度お試しあれ!
※もしかしたら、某・有名妖怪は髪の毛が立ったら妖怪をキャッチする独特のアンテナを持っていたが、そのオヤジさんは、お椀風呂に入ることで妖怪存在をキャッチしていたのかもしれない。
(written by 川上ルイベ)














