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アキバの名物として既におなじみの「おでん缶」や「ラーメン缶」についで、「カレーライス缶」が新登場! 自動販売機で買い、どこでも気軽に食べられる。今回、それを実際に試食したので、さっそくご紹介したい。
そもそも従来は、米がふやけるため、カレーライスの缶詰は不可能とされてきた。しかし、自動販売機の製造・販売などを行なう「株式会社フジタカ」が、こんにゃくメーカーの「寿マナック株式会社」と共同開発した、こんにゃくを米粒状にした「こんにゃく米」を使用することで、ついに実現を果たした。
同製品の入手箇所は、秋葉原にある「ドン・キホーテ秋葉原店」店頭の自動販売機など。ネットでも、「楽天市場」の「フジタカ本舗」で、通信販売されている。

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自動販売機で缶詰が温められており、フタ部分についてくる折りたたみ式スプーンによって、その場ですぐ食べられる。また、長期保存も可能なので、持ち帰って温めても食べられる。その際は、沸騰したお湯か、容器に移し替えてレンジで、1分〜1分半くらいを目安に温めよう。

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インド人のイラストもかわいらしい、カレーライス缶の実物。「こんにゃく米」を使用しているので、1缶で約166キロカロリーと、通常のカレーライスと比較してカロリーが三分の一しかなく、とてもヘルシーだ。
写真ではよく見えないが【名称】欄に「こんにゃく加工品(カレーライス<リゾット風>)」と書かれている。缶を開けてみるとわかるのだが、カレーとライスが渾然一体と混ざり合っているのだ。

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実際に記者が試食! ……カレールーはあっさり風味で、スパイスが効いていて、本格派の味。ライスの方は、歯ざわりがプリプリしていて新食感。今まで缶詰でカレーライスを食べたことがなかったので、不思議な感じ。
ルーの辛さは、ほどよくピリリと中辛くらいで、辛すぎて食べられない、ということはなかった。また、内容量が290グラムと、食べごたえあり。お腹もふくれて、夜食にもちょうどよさそう。

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それから、「カレーライス缶」としては邪道な食べ方かもしれないが、ルーがたっぷり入っていたので、別のご飯にかけても、普通においしく食べられた。お好みでどうぞ。

■関連リンク:
みんなが大好きカレーライスが缶になった!|フジタカ
http://www.fujitaka.com/currycan/
【楽天市場】カレーライス缶(1ケース 12缶入):フジタカ本舗
http://item.rakuten.co.jp/fujitaka/food-a-021/

(Written by天野年朗)