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20090627_02フェアリーデバイセズ株式会社より、星空観賞ソフトウェア「StellarWindow(ステラウィンドウ)」をお借りすることが出来たので、早速使ってみた。StellarWindowは、恒星、惑星などの天体を写真とCGの融合によって美しく表示するだけでなく、USB接続の3次元加速度・地磁気センサーが方角・角度を感知し、向けた方向の空を表示するという素晴らしいソフトウェアである。

20090627_03使用準備だが、まずは、パソコンにインストールをし、USBセンサーをUSB端子に差し込み、ソフトを起動する。ここまでは簡単である。




StellarWindowには、データを元にしている「写真シミュレーションモード」と、実際に人の眼でで見える様子を再現した「実視モード」が搭載されており、それぞれ、表示される星の量を調整することが可能である。

◆操作方法や機能
表示するエリアは基本的にセンサーの読み取った方角となる。しかし、ドラッグ操作を行えば、好きな方向へ移ることも可能だ。そして、元の位置に戻りたい時は、ツールバーにあるボタンを押せばすぐに戻すことが出来る。また、その横の−ボタン、+ボタンで拡大・縮小ができる。大変親切である。また、好みの天体をダブルクリックすると、天体の名前や等級、距離といった情報が表示されるのだ。

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この、StellarWindowにおいて、宇宙の世界を指示に従いながら進んでいくという、まるで宝探しの冒険ような検索機能がある。検索機能では、恒星や惑星などを種類ごとに名前から検索をし、画面上で表示が出来る。ただ、すぐにパッと出るわけではないのがこの、StellarWindowだ。

検索機能では、検索をしたあとすぐに、その星が現れるわけではなく、ソフトに指示されたとおりにドラッグしながら移動し、自分で見つけ出さなければならないのだ。まるで宇宙空間を冒険しているかのような錯覚に陥り大変魅力的な時間を過ごすことが出来る。そして、目的の星が見つかったときの喜びはひとしおとなる。

ここまで書いてきたことは、StellarWindowのまだ少しの機能のみだ。他にも、観測地を地図や緯度経度から設定できたり、流れ星や天の川を表示できたりと、宇宙に対するロマンが広がるような機能が多々盛り込まれている。

皆さんもぜひこのStellarWindowを購入し、宇宙の旅を楽しんでもらいたい。自由研究にも役立つはずだ。

StellarWindow
税込み 29800円
フェアリーデバイセズ株式会社
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
産学連携プラザ205(東京大学構内)
電話:03-3814-3582