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テレビ番組などで度々取り上げられている日本各地の大会。大声、仮装、大食いなど、大会の内容はいろいろある中、各地で行われている「○○飛ばし大会」はスイカや柿、さくらんぼなど、その地域の名産品をさらりとアピールしていることが多く、バラエティに富んでいるのではないだろうか。そこで、日本各地では種のほかにどんなものを飛ばして競っているのかを調べてみた。

◆ビーサン蹴ばし選手権
神奈川県茅ヶ崎市で生まれた『ビーサン蹴ばし世界選手権』。
7月26日(日)茅ヶ崎市「ほのぼのビーチフェスティバル」のイベント1つとして開催する予定だ。
ビーチサンダルを蹴り飛ばして距離を競う。老若男女を問わず参加できるという。
大会が行われるきっかけとなったのは、1990年にゴミだらけの湘南の海岸を見るに見かねた地元出身のBread&Butterさんら有名アーティト達が、海岸のゴミをチケットにライブを開催したこと。ここから、環境に配慮したクリーン活動の一環として、「ビーサン蹴ばし選手権」がスタートした。はだしで歩ける海岸をいつまでも残したいという思いを原点として、大会は清掃活動を行い綺麗になった海岸で開催される。
現在では地元のJリーグ選手も参加し、総勢300名の参加者が集う大きな大会となっている。
競技部門は、大人男子の部(10歳以上)、大人女子の部(10歳以上)、子どもの部(9歳以下)の3つ。
現在は大人男子の部の27.47メートルが大会の最高記録だ。27メートルをたたき出すコツは、「邪念を持たず、無心になって楽しむこと」だという。
『ビーサン蹴ばし世界選手権』を主催する「ビーサン協会」は、活動を全国展開しており、今月だけでも横浜、新潟、岡山などでも開催が予定されている。

◆鹿せんべい飛ばし大会
奈良県奈良市若草山では、1993年から『鹿せんべい飛ばし大会』が開催されている。
今年は8月7日〜9の3日間で開催予定だ。鹿せんべい飛ばしは「冬大会」もあり、年に2回の開催。
せんべいを高く飛ばすコツは、斜面になっている会場を、ゴルフのように体の回転で勢いをつけ、45度上方めがけて風に乗せるようにすることだという。しかも、夏場の大会は冬よりも風がきつくないので、記録を伸ばすには夏の方がいいのだとか。優勝者に贈られる賞は、鹿の角を模したトロフィーだ。
大会ルールは公式ホームページにあるが、「もし鹿がせんべいを食べてしまった場合、鹿の右前足を測定する」や、「鹿せんべいが割れた場合、最長距離で止まったものを測定する」など普通のスポーツ競技のように細かく測定法が設定されている他、「ころがす投げ方は『失格』となる」など投法に禁止事項があるところから、16年の歴史を感じさせる。

◆ホタテ貝飛ばし大会
20090720_02岩手県陸前高田市はホタテと牡蠣の名産地。地元の特産品を使って、誰でも手軽にできるエコで新しい競技を開催したいと、地元有志が2005年5月に「全日本ホタテ貝飛ばし協会」を設立し、5月と10月の年に2回『ホタテ貝飛ばし大会』を開催している。次の大会は先に述べた2大会より少し先の10月18日(日)だ。
鹿せんべい同様、貝殻もフリスビー状なので、風に乗せて飛ばすのが良いと考えてしまいがちだが、そうではないという。フリスビーの概念を持たないことがコツなのだとか。写真を見る限りだと手裏剣のようにつかんで投げるのが良さそうだ。また、過去に肩を痛めてしまった出場者もいるようで、同協会では肩ならしをして準備することを勧めているという。

ビーサン協会
http://beach-sfa.com/index.html

鹿せんべい飛ばし大会
http://www.geocities.jp/mikasakkk9999jp/

全日本ホタテ貝飛ばし協会
http://hotates.exblog.jp/i0/