もちろん三重県でも様々なイベントが行われるが、中でも目を引くのが、三重県県庁と鈴鹿市、津市、四日市市、桑名市、亀山市、菰野町の各市町村を回りながら行われる、『アイルトン・セナ写真パネル・F1マシン5市1町巡回展示』という企画だ。鈴鹿市出身のカメラマン、熱田護氏の撮影したアイルトン・セナの写真パネルと本物のF1マシンが、聖火リレーのように10月2日のF1日本グランプリの開幕まで県内各地を回るのである。しかも展示場所は、ショッピングモールやデパートなどといったイベントの定番の場所だけでなく、県庁や町役場、市の納涼大会などにも展示される。これら一見F1と無縁の場所にF1マシンが展示されるというのは、まさにF1が三重県において広く認知されているからともいえるだろう。
元々、鈴鹿サーキットがあり、F1や鈴鹿8耐の開催などから、モータースポーツの街として全国的、いや世界的とすらいえるほど知られていた鈴鹿市。それだけに、富士でのF1開催が決まり、鈴鹿でのF1がなくなった時の反響はとても大きく、問い合わせの電話やメールが多く届いたという。そんな声に、鈴鹿市もF1の浸透度や影響の大きさをあらためて認識し、もう一度F1が鈴鹿に戻ってくることになった今年、久々の鈴鹿でのF1を盛り上げようとイベントや環境の整備など、様々なことに取り組んでいる。
最初の展示先である三重県庁でも、そのインパクトは大きく、人々の反応も上々だ。写真展を見てセナを懐かしむ人、そのF1マシンの美しいフォルムに思わず立ち止まって見つめる人、携帯カメラを向ける人など、日常に突如現れたF1の世界に興味津々の様子である。この後も各地を回るのだが、後半からは、現在展示されている08年のホンダのF1マシンではなく、セナ写真展に合わせてセナの乗っていたマシンに変わる予定となっている。
また、この展示の他にも、開幕直前には地元の小学5、6年生の子供達を対象に、実際に各チームが練習走行を行っている日のピットウォークに招待する企画などもあり、様々な手段で鈴鹿のF1を積極的にアピールしていく計画だ。
この機会にぜひ、サーキットに足を運び、本物のF1を体感して欲しい。
展示会のスケジュールなど詳しくは、鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会のページをご覧ください
http://suzuka21.com/
チケットのお問い合わせは鈴鹿サーキットホームページで
http://www.suzukacircuit.jp/f1/
(Written by 青山鉄平)

また、この展示の他にも、開幕直前には地元の小学5、6年生の子供達を対象に、実際に各チームが練習走行を行っている日のピットウォークに招待する企画などもあり、様々な手段で鈴鹿のF1を積極的にアピールしていく計画だ。
この機会にぜひ、サーキットに足を運び、本物のF1を体感して欲しい。
展示会のスケジュールなど詳しくは、鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会のページをご覧ください
http://suzuka21.com/
チケットのお問い合わせは鈴鹿サーキットホームページで
http://www.suzukacircuit.jp/f1/
(Written by 青山鉄平)