甘酒この時期欠かせないものと言えばやっぱり冷蔵庫で冷やした冷たーい飲み物。
逆に甘酒と聞いたら自動販売機のあったかーいボタンの風物詩と
「なぜこの季節に熱い飲み物なんて?!」と思うかもしれないが、実はそうでもないらしい。

江戸時代には、実は熱い甘酒を夏に飲んでいたという記録がある。夏になると、甘酒売りが多く出歩いていたというのだ。そして俳句の世界では、今でも「甘酒」という言葉は俳句で夏の季語となっている。

甘酒メーカーの株式会社三崎屋醸造担当者にお話をうがったところ、
「確かにその通りです。甘酒にはブドウ糖、ビタミン、アミノ酸など、病院で受ける点滴と同じ栄養素を含んでいます。今は夏のスタミナといえばウナギですが、それと同じように熱い甘酒を飲んでスタミナをつけ、江戸時代の人は暑い夏を乗り切っていたようです。」との解答。
また甘酒は食物繊維も多く含み、腸にもやさしいためお肌にもいい。
さすがにこの時期熱いものを飲むのは・・・と抵抗を感じる人も多いが、カルピスのように冷やして割って飲むと、後味もすっきりしていておいしいのだとか。

隠れたスタミナ飲料甘酒。つめたーい甘酒は自販機ではなかなか見ないが、スタミナドリンク代わりにいかがでしょうか?

株式会社三崎屋醸造
新潟県長岡市滝の下町4-39
TEL:0258-52-2062
http://www.sangyo.net/

(Photo by kawanet