20090909_01脳科学、脳トレ、脳年齢・・・何かと「脳」にまつわる話題が多い今日この頃、実はトランプを使ったある競技が注目を集めている。脳をフル回転して競技に臨む「マインドスポーツ」に分類される、「コントラクトブリッジ」という競技だ。

一体どんな競技かというと・・。

まずは、
・2組のペア、必ず4人でテーブルを囲む。パートナー同士が向かい合って座る。
・ジョーカーを除いた52枚のカードを順番に配る。1人の持ち札は13枚。

基本ルール
・強い順からスペード>ハート>ダイヤモンド>クラブ
・強い順から A>K>Q>J>10>・・・…>2

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実際にプレイ!
・4人が順番に1枚ずつ出していく。
・計4枚出たところで最も強いカードを出した人(とそのパートナーの2人)が勝ち。

競技の醍醐味として、プレー前に行う「オークション(競り)」が挙げられる。どの絵柄を切り札にして、いくつトリックを取れるか宣言。親になったペアは宣言通りに勝つことを目指し、相手ペアはそれを阻止する。宣言の達成度に応じて得点が決まる仕組み。

相手が切ったカードを覚える記憶力や手の内を読む推理力、機会を逃さずに最適のカードを切る判断力などが要求される、といった要素がプレイヤーを虜にする。

他にも細かいルールはあるが、詳しくは「社団法人 日本コントラクトブリッジ連盟」のHPで紹介されているのでチェックして欲しい。

世界で1億人がプレイする「コントラクトブリッジ」。トランプゲームの中でも唯一国際ルールが確立されている競技なので、言葉が通じなくても世界でプレイできる。

協会は、全国のブリッジセンターで体験会を実施しており、誰でも気軽に参加できる。

最近は、中高年の方や、親子連れで来るプレイヤーなどが多いという。ジュニア部門の大会もある。ちょっと複雑なルールも慣れれば簡単。親子で一緒に脳トレしてみては!?

社団法人 日本コントラクトブリッジ連盟
http://www.jcbl.or.jp/index.html